中華街大通り 将来イメージ

中華街大通り 整備前

夜中の工事現場


路面プレート〈玄武〉

路面プレート〈青龍〉

路面プレート〈朱雀〉

路面プレート〈白虎〉


シマトネリコ(常緑樹)
パークアベニューに連続する
東門通りの植栽。

センダン(落葉樹)
大通りの植栽
マグノリア
大通りのシンボルツリー。
小広場に植栽。





 横浜居留地、ここに欧・米・アジアの人々が集い、日本の近代化と・国際化の種がまかれました。

 パスポートのいらない日本の中の異文化空間・横浜中華街は、「横浜居留地」のこの伝統を受け継いで街づくりに努め、いま中華街大通りの環境整備を進めています。横浜中華街の象徴ともいわれたあの赤い電柱がなくなり、段差があって歩きにくかった歩道が、歩きやすく安全に整備されました。大通りのこの整備は、【中華街憲章】の「第5章 老少平安の中華街―safety」と「第6章 桃紅柳緑の中華街―amenity」を実践するものです。

 中華街大通りの整備はそもそも、地面の下の下水道、空に架かる電線を整備する必要から始まりました。時代の必要に応じて設置されたインフラは設置された当時のままの状態が長く、「もう限界!」でした。大雨には下水があふれ、火事が起きても消防の消火活動が電線で妨げられて…、来街者は歩道を歩きにくく自動車を気にしながら車道を歩く、というありさま。安全と安心の確保が街としての緊急課題でした。

 これからの大通りは? このたびの整備は、ここで生活する人、仕事する者、そして来街者にとって居心地のよい外部空間を提供し、中国の伝統文化による自然と調和を図り風水思想に配慮した街づくりです。電線は地中化して防災と良好な景観を求め、歩道と車道の段差を5センチにし車両の通行規制をすることで、バリアフリーを実現します。

 景観を整え歩車道を分ける「車止め」や交差点の路面プレート・ツリーサークルは、中国人アーティスト・劉旭光さんがデザインして中国で作られたもので、街の繁栄を願う風水と中国の古代哲学思想が表現されています。「上古から現代、未来への時間の流れの中で、中華街は自然とともに発展していく」意味をもち、かつアート感覚あふれるものです。歩車道の石畳は中国福建省産の石を使用しています。この春には東門近くの交差点前の小広場に、劉旭光さんデザイン・製作のモニュメント〈斧〉が置かれ、シンボルツリーとしてマグノリア(白モクレンの一種)が植えられます。街路樹は東門寄りにシマトネリコ、大通りにセンダンの木々、こうして「安らぎのある安全で快適な大通り」「文化・交流の場としての大通り」が完成します。年月とともに、木々の緑の成長とともに、街も成熟することでしょう。

 大通りの店舗が加盟する中華街大通り会では、「大通り整備完成記念イベント」を6月に実施しようと、現在企画中とのこと。お楽しみに!
中華街憲章
THE YOKOHAMA CHINATOWN CHARTER


第1章
 礼節待人の中華街
〈courtesy〉
私たちは横浜中華街への客人を、礼節をもって迎えもてなすとともに、客人とともに研鑽し、成長発展していきます。

第2章
 創意工夫の中華街
〈creativity〉
私たちは多士済々な専門店の切磋琢磨と創意工夫を尊重するとともに、食文化をはじめとする街独自の中国的文化を創造し、横浜中華街の付加価値を高めます。

第3章
 温故知新の中華街
〈tradition〉
私たちは異文化交流の場としての歴史を原点に、日々の生活や商売のなかに内包された独自の文化を表現し、それを横浜中華街のゆるぎないブランドとします。

第4章
 先義後利の中華街

〈customers satisfaction〉

私たちは、客人に大いなる満足を提供することで街を繁栄させるべく、専門店集団としての自覚をもって、よりよいサービスや就業環境の向上に一意専心します。

第5章
 老少平安の中華街
〈safety〉
私たちは一致団結して、横浜中華街から火災や災害の危険性をなくすとともに、暴力や犯罪の芽を一掃し、安全な街づくりを目指します。

第6章
 桃紅柳緑の中華街
〈amenity〉
私たちは街の緑化に率先励行するとともに、簡潔で清潔感のある魅力に満ちた横浜中華街の時空をつくります。

第7章
 善隣友好の中華街
〈hospitality〉
私たちは、横浜中華街の内部で育まれてきた善隣友好の互助精神を外部にも発揮し、人類の平和と発展を大切にする意識をもって街づくりを進めていきます。

モニュメント〈斧〉
小広場に置かれるパブリックアート。「未来を切り開く斧」を意味し、『繼往開來』の銘がこの地の歴史を物語る。中国山西省産青石を使用。

けいおうかいらい
繼 往 開 來
〜過去を継承し未来を開く〜

このモニュメントは未来を切り開く〈斧〉をデザインしたものです。1859年横浜が開港し、ここ旧外国人居留地に欧・米・アジアの人々が集い、日本の近代化と国際化の種子がまかれました。

中国人は貿易の場で「買弁」などの仕事に携わり、中華街を築いてきました。居留地の志を受け継ぎ、善隣友好・温故知新を胸に中華街は横浜の発展とともに歩んでいきます。



劉旭光さん(アーティスト)
「モチーフは石斧です。石斧は人類の力、創造力を表現しています。原始人類は斧で野獣と戦い、食料を採りました。4千年以上前の夏の時代に大禹は、斧で黄河を治水し農業文明の国を作りました。斧は造型として重要な形です。」
車止め4種
「東南西北を表す青龍・朱雀・白虎・玄武をモチーフにデザインしました。東南西北の四神は街を守り、交通安全を祈り人々の生活に幸福を呼びます。中国古代思想が現代の情報化・国際化都市横浜で息づきます。」

このモチーフは路面プレート・ツリーサークルにも使われる。中国山西省産青石を使用。

横浜中華街春節2005

■春節燈花
〜2月28日(月)
16:00〜25:00
中華街全域

イルミネーションと提灯を飾り、街全体を光で浮き上がらせます。
人々の幸せを祈り、光でおもてなし。

■辞旧迎新
(カウントダウン)

2月8日(火)23:45
横浜中華学院校庭


■祝舞遊行
(龍舞・京劇などのパレード)

2月9日(水)16:00
山下町公園→関帝廟通り→福建路→西門通り→中華街大通り→南門シルクロード

新しい年をお祝いする祭事として龍舞、中国舞踊、京劇、古代衣装による春節祝舞パレード。

■採青(獅子舞)
2月12日(土)16:00
2月19日(土)16:00
 
獅子舞が店舗を回って店頭に吊されたご祝儀をとり、祝賀と商売の繁栄を祈ります。

■元宵節燈籠祭
(メッセージキャンドルの祈願)

2月23日(水)18:00
関帝廟

蓮灯籠メッセージキャンドルに願い事を書き込み関帝廟に奉納、心の安らぎを天に届けます。

−主催−
横浜中華街発展会協同組合・2005春節実行委員会
Tel.045―662―1252
Fax.045―211―0593
http://www.chinatown.or.jp/


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