おむすびくんの
    山便り

 会見千春




夏が来れば思い出す♪
 6月と言えばやっぱり尾瀬でしょう。行ってないヒトでも歌ったことがあるだろうあのメロディ!「水芭蕉の花が咲いている♪」てやつですね。これまでに5回行ってますが、メジャーなせいか、毎回楽しい出会いがある場所なのだ。仕事で見回りをしている某会社の8人組にナンパ?されたり、旅行誌の記者さんから尾瀬特集の取材されたり、なにより現在月イチで山に一緒に行くイクコ姉さんに出会い、「トレッキングクラブおむすび」(自称)を結成することになったりしたからなあ。でも夏の尾瀬は異常に混んでいる。平日であろうが、ファミリー連れや中高年パワーはサクレツ状態。たまに団体にぶつかると狭い木道の上のみを歩かねばならないので、挨拶連射攻撃に遭ってしまうのだ!「コンニチハ・コンニチハ・コンニチハ…」ふう〜疲れる。でも広々とした湿原を吹き抜ける風は言いようのないほど爽快で、水芭蕉だけでなくミツガシワや、菖蒲、ヒツジグサなどのかわいらしい花があちこちに咲いているのだ。7月の至仏山は高山植物の花畑でおすすめだし、8月半ばの、早くも草紅葉になりつつある静かな雰囲気も捨てがたい。要するにいつ行ってもイイのだ!土日祭日や、林間学校にさえブツからなければね…。昨年は木道近くで熊に襲われた事件があり、「今回はクマとの出会いか?」と思ったけど、会わなかった。ほっ。この時は尾瀬沼のほとりにある「長蔵小屋」という尾瀬でも一番歴史のある山小屋に泊まったんだけど、外観はいい感じに古い木造なのに、な・なんとトイレは水洗、しかもウォシュレット付きで清潔。ご飯もおいしかったし、お風呂入ってビール飲んで乾杯!山小屋も進化しているのだ。あーありがたやありがたや。



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